2015年12月9日水曜日

はじめての学校公演

先日初めて、仲良くさせて頂いている(と、みずのが勝手に思っている)劇団さんの学校公演で照明オペをしました(一般公演ではないのでこちらでは公演案内はしませんでした。悪しからず)。
何と言うか、中学生を見て微笑ましく思ってしまうのはもうすっかりオバチャンになってしまったからなのでしょうか(笑)。
公演前日、体育館で仕込み中に先生と生徒さん達がせっせと床に養生マットを敷いていたのですが、わいわいやいやい言いながらもみなさん楽しそうで、自分が中学生の頃ってこんなやったんだろうかと考えてみたら、そう言えばみずのは中学上がって半年くらいで不登校になったから、こうやってクラスメイトとわいわいがやがやの経験は無かったんだっけと思い出したり。
そして上演した作品は中学生にはどんな風に感じられたのかなぁ。みずのはこの作品、毎回ラストちょっとうるっとなってしまうねんけど…。

そう言えば、みずのは小学校の頃、芸術鑑賞かなんかの行事で学年全体で劇団四季を観に行ったことがあるのですが、当時4〜5年生だったみずのには合わなくてダメでした…。子供向けの作品だったのが、なんだかちょっと馬鹿にされてるように感じてしまって…捻くれた子供ですね(笑)。当時のみずのは、劇団四季よりも6年生が学芸会でやった「走れメロス」の方がよっぽど感動的だと思っていたのです。
でも今思い返しても6年生の「走れメロス」の演出はなかなか素敵だったなぁ。最後のメロスが駆けつけるシーンで、体育館の出入口(客席最後方)からメロスが登場して、舞台に向かって客席センターを一直線に走り抜け、そのまま舞台に飛び乗るのです(確か舞台下に跳び箱で使う踏切板が仕込んでありました)。当時2年生だったみずのは超感動したのを今でも覚えています。
なんか話が脱線しちゃたけれど、子供の頃にどんな作品と出会うかで演劇に対してのイメージが左右されるなぁと改めて思ったのでした。