2017年12月7日木曜日

おせんべい

こんばんは
山尾彩子です。

寒くなりました。雪こそまだ降っていないですが、道を歩く時も風が冷たくなりました。

人のいることを感じることがあります。
泣いている人、笑っている人、心配している人。そんな顔をして、どうしたの?と思う瞬間、いるんだなぁと実感します。

いるというのは当たり前のようで、すぐになくなります。引っ越したり、異動になったり、離れて行く時、初めて実感する。そんなことはもうわかっているのに、全然、全然慣れないし予備もできない。

ただ、悲しかったり、さみしかったりする。ただ、それをやり過ごすことしかできない。

でも、会えなかったことを考えると、会えた方がいい。

それだけが、救いのように私を導くような気がします。

会えた方が、いい。

それは、絶対なので、かまわないと思います。

丸いおせんべいは食べたらいびつになくなります。

でも、絶対おせんべいは丸かった。はじめて丸いおせんべいを食べた時みたいな、当たり前にかじりついた時の気持ちで、これは当たり前の特別なんだと、出会いについて思いました。